★フォミルマジック(牡、父サクソンウォリアー、母ビーウィッチド、栗東・藤原英昭厩舎)
日本生まれのディープインパクト産駒である父は、現役時代にG1・英国2000ギニーを制し、英国ダービー4着。エイダン・オブライエン調教師に「3冠馬になるチャンスがあると思った」と言わせた逸材だった。
本馬は6月17日に外厩・吉澤ステーブルWESTから入厩し、栗東坂路、ウッドチップで時計9本。芦毛ではあるが、丸みのある馬体から繰り出す、弾みのあるフットワークは祖父の影響を色濃く感じさせる。「デインヒルの4×3」と、スピードスキルを強調した配合馬。マイルの初陣は本領発揮の舞台だろう。
【先週の新馬勝ち上がり外厩(放牧牧場)一覧】
リバティアイランド◇30日新潟5R芝1600(ノーザンファームしがらき)
ニシキギミッチー ◇30日新潟6Rダ1200(ブルーステーブル)
ブライトファントム◇30日札幌5R芝1500(浦河町)
ダノントルネード ◇31日新潟5R芝1800(ノーザンファームしがらき)
フルメタルボディー◇31日新潟6R芝1400(グリーンウッド)
ウェイビー ◇31日札幌5R芝2000(フジワラファーム)
【2021年の外厩別2歳新馬戦勝ち上がり=かっこ内は連対率】
1 ノーザンファームしがらき 37勝(31・2%)
2 ノーザンファーム天栄 36勝(32・1%)
3 山元トレーニングセンター 20勝(19・5%)
4 チャンピオンヒルズ 17勝(19・2%)
5 吉澤ステーブルWEST 14勝(21・4%)
6 大山ヒルズ 12勝(26・3%)
7 吉澤ステーブルEAST 11勝(25・4%)
8 グリーンウッド・トレーニング 9勝(17・2%)
9 宇治田原優駿ステーブル 8勝(13・1%)
10 阿見トレーニングセンター 6勝(10・2%)
※競馬サイト「馬トク」からのデータ