広島MF川村拓夢 特別な日にJ1初得点「このクラブで取ることができて、すごくうれしい」

スポーツ報知
広島原爆の日の試合開始前に黙とうする広島(左)と鹿島の選手ら

◆明治安田生命J1リーグ ▽第24節 鹿島0―2広島(6日・カシマ)

 広島が「原爆の日」にMF川村拓夢(22)のJ1初得点などで鹿島を2―0と破り、5試合ぶりの白星で勝ち点38とした。鹿島は今季初の連敗で同40のまま。名古屋は3―0で浦和に快勝した。柏は終了間際にFW武藤雄樹(33)が決勝ゴールを決めて2―1で京都を下し、今季初の4連勝で勝ち点42。C大阪は3―0で神戸を退け、3連勝で同41。福岡―G大阪は新型コロナの影響で行われなかった。

 特別な日に広島が劇的な形で勝利を手にした。黙とうで始まった「原爆の日」の試合で、均衡を破ったのは途中出場した育成組織出身の川村。22歳でのJ1初ゴールに「チームがきつい状況の中、絶対に自分が決めてやるという気持ちで臨んだ。何よりこのクラブで取ることができて、すごくうれしい」と目を潤ませた。

 押し込まれていた後半38分、ピッチへ送られた。中盤の左に入ってすぐに自陣でボールを触り、味方に預けて勢いよく前へ。右折り返しをゴール前で待ち受けると、利き足と逆の右で合わせた。出場からおよそ20秒。苦しむチームを見事に救い「人生で一番うれしかった」と感慨に浸った。

 愛媛での3シーズンの武者修行を経て、今季戻ってきた。広島市出身で子供の頃から本拠地のスタジアムに通い、クラブへの愛着は強い。8月6日の得点に「サッカーを通してしか(思いは)伝えられない。そういう意味で良かった」と息をついた。

サッカー

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請
×