【甲子園】一関学院延長11回サヨナラ勝ち‼20年ぶり甲子園1勝 岩手大会決勝に続きプロ注目投手攻略

スポーツ報知
11回1死二塁、 一関学院・寺尾皇汰(右手前)はサヨナラ中前適時打を放ちナインから祝福される(カメラ・岩田 大補)

◆第104回全国高校野球選手権大会第1日 ▽1回戦  一関学院6x―5京都国際 (9日・甲子園)

 3年ぶりに一般の観客が入場し、夏の甲子園が開幕した。強打の一関学院(岩手)は、今秋ドラフト候補の京都国際・森下瑠大投手(3年)を前半で攻略。延長11回サヨナラで金星を挙げた。

 主審の両手が大きく広がるのを確認した寺尾皇汰は、笑顔でチームメートの待つ列へと駆け寄った。延長11回1死二塁から、当たりは良くなかったが渋く中前へ抜ける適時打でサヨナラ勝ち。「後ろの打者につなごう、という気持ちで打席に立ちました。(手応えは)あまり良くなかったのですが、最後まで振り抜いたから内野の間を抜くことができました」と喜びをかみ締めた。2002年以来20年ぶりの聖地1勝に、高橋滋監督(50)は「なかなか勝てないときも地域の方から激励をいただいていた。大きな1勝だと思います」と感謝した。

 プロ注目投手を“2戦連続”で打ち破った。岩手大会決勝では盛岡中央の最速152キロ右腕・斎藤響介(3年)に9安打を浴びせて3―2で勝利。この日も相手先発・森下を攻め立て、1回に3連打を含む計4安打を集めて3点を奪うなど、3回で降板に追い込んだ。相手を2本上回る13安打を放ち、そのうち単打が12本。昨秋、今春ともに県大会2回戦敗退と結果が出ないなか、チーム全体で逆方向や低い打球を徹底し、斎藤や森下の威力ある直球をはじき返した。「斎藤君は本当に素晴らしい投手。彼と対戦できたことは甲子園に向けていい経験になったと思います」と指揮官。貴重な経験を力に変えた。

 チームの目標は8強だ。次戦に向けて指揮官は「しっかり疲れを取って、次の一関学院らしい野球を展開したいと思います」と決意。2回戦の相手は複数の投手を擁する明豊。どんなタイプの投手でも、プロ注投手を倒した自信を胸に打ち崩す。(有吉 広紀)

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