公式戦初結成の張本兄妹ペアが初優勝 台湾ペアを逆転 14歳美和急成長シニアで初タイトル

スポーツ報知
混合ダブルスで優勝し、表彰式で記念撮影する(左から)張本美和、張本智和組(WTT提供)

◆卓球 WTTコンテンダー・チェニス 第5日(5日、チェニジア・チェニス)

 混合ダブルスで公式戦初結成の張本兄妹ペアが優勝を果たした。兄・張本智和(19)=IMG=、妹・美和(14)=木下アカデミー=組は決勝で馮翊新、陳思羽(台湾)組に3―2で勝利。ゲームカウント1―2から逆転し、初戦から4試合を制して頂点に立った。美和はシニアで初めてのタイトルを獲得した。

 張本兄妹が固い絆で支え合い、ペア初結成で一気に頂点に立った。台湾ペアとの決勝はゲームカウント1―2と苦しい展開だった。兄・智和が連戦の疲労が見えた妹・美和に小まめな声かけでもり立て、第4ゲームを12―10で奪取。第5ゲームも2―5の劣勢から兄の強打を中心に得点を重ね、最後は妹のサーブからの3球目を兄が鮮やかなフォアドライブで決め、3―2の逆転勝ち。互いに手を合わせ、笑顔で喜び合った。

 兄が「妹と組みたい」と希望し、初めて臨んだ大会だった。準々決勝では中国ペアにストレート勝ちするなど、初結成とは思えないコンビネーションを披露。成長ぶりが際立ったのは妹だ。今大会は出場3種目でいずれも上位に進出。14歳ながら強烈なフォアドライブの決定力は光り、シニアで初タイトルをつかんだ。

 一方、兄はこれまでダブルスでは男子の木造勇人(22)、混合の早田ひな(22)ら年上のパートナーと組んできた。だが、妹と組んだ今大会では指示出しや声かけも含め、ペアを引っ張る意識がプレーにも表れた。試合後、自身のインスタグラムのストーリーズを更新。「美和本当にありがとう、とても強かったです」と感謝をつづった。兄妹で出場を目指す24年パリ五輪へ、互いの刺激と成長につながる優勝となった。

 ◆張本 智和(はりもと・ともかず)2003年6月27日、仙台市生まれ。19歳。東京五輪団体銅メダル。世界ランク4位。右シェークドライブ型。176センチ、65キロ。

 ◆張本 美和(はりもと・みわ)2008年6月16日、仙台市生まれ。14歳。21年世界ユース選手権15歳以下4冠。世界ランク66位。右シェークドライブ型。164センチ。

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