◇陸上・実業団学生対抗(6日、平塚レモンガススタジアム)
男子走り高跳びで、7月のオレゴン世界陸上(米国)で8位入賞した真野友博(九電工)が2メートル24センチで優勝。「高さは十分に出ていたと思うので、助走の最後の入りなどしっかり修正して、もっと精度を高めていきたいと思います」と話した。
初出場の世陸では日本勢初の決勝の舞台に立ち、8位入賞の快挙を成し遂げた。世界の大舞台を経験し「差は感じますが、そこまで大きく離れてはいないと思う。しっかり一歩一歩着実に、差を詰めていきたい。踏み切りは世界でも通用すると思った」と手応えをつかんだ。
今後の目標に定めるのは、23年のブダペスト世界陸上。「来年も出場して決勝に進出して、しっかり戦うというところ。その結果で24年のパリ五輪も狙えると思うので、まずは世界陸上に向けてしっかりと練習を積んでいきたいと思います」と力強く語った。