◆新日本プロレス「G1 CLIMAX 32」大会(6日、大阪・大阪府立体育会館、観衆3370人)
真夏の最強シングル決定戦「G1」のブロック戦で、ともに優勝候補のウィル・オスプレイと鷹木信悟が激突。鷹木が過去の対戦成績で1勝3敗とリードされていたオスプレイを撃破。ブロック勝ち抜けに向け、サバイバルに成功した。
21分55秒の激闘の末、必殺のラスト・オブ・ザ・ドラゴンでIWGP USヘビー級王者を沈めた鷹木は試合後のリング上でマイクを持つと、「俺は絶対に諦めない!」とG1初優勝をにらんで絶叫した。
IWGP世界ヘビー級王者・ジェイ・ホワイトは初対戦となったグレート―O―カーンを必殺のブレードランナーで下し、ブロック首位独走の4勝目を挙げた。
今年のニュージャパンカップの覇者・ザック・セイバーJr.は後藤洋央紀を下し、棚橋弘至と並ぶ3勝目。ランス・アーチャーは矢野通を、YOSHI―HASHIはエル・ファンタズモを下し、共に2勝目を挙げた。
▽8人タッグマッチ20分1本勝負
〇SHO、EVIL、高橋裕二郎、チェーズ・オーエンズ(8分47秒 腕ひしぎ十字固め)石井智宏、デビッド・フィンレー、タマ・トンガ、大岩陵平●
▽タッグマッチ20分1本勝負
〇アーロン・ヘナーレ、ジェフ・コブ(9分33秒 Streets of Rage→体固め)トム・ローラー、ロイス・アイザックス●
▽6人タッグマッチ20分1本勝負
〇ジュース・ロビンソン、バッドラック・ファレ、KENTA(7分16秒 パルプフリクション→片エビ固め)内藤哲也、鷹木信悟、BUSHI●
▽タッグマッチ20分1本勝負
〇棚橋弘至、オカダ・カズチカ(8分40秒 ハイフライフロー→片エビ固め)ジョナ、バッド・デュード・ティト●
▽「G1 CLIMAX 32」Dブロック公式戦30分1本勝負
〇YOSHI―HASHI=2勝1敗、勝ち点4(15分47秒 カルマ→片エビ固め)エル・ファンタズモ●=1勝2敗、勝ち点2
▽同Aブロック公式戦30分1本勝負
〇ランス・アーチャー=2勝2敗、勝ち点4(9分14秒 ブラックアウト→片エビ固め)矢野通●=1勝4敗、勝ち点2
▽同Cブロック公式戦30分1本勝負
〇ザック・セイバーJr.=3勝1敗、勝ち点6(15分32秒 腕固め)後藤洋央紀●=2勝2敗、勝ち点4
▽同Bブロック公式戦30分1本勝負
〇ジェイ・ホワイト=4勝0敗、勝ち点8(18分14秒 ブレードランナー→片エビ固め)グレート―O―カーン●=1勝3敗、勝ち点2
▽同Dブロック公式戦30分1本勝負
〇鷹木信悟=2勝2敗、勝ち点4(21分55秒 ラスト・オブ・ザ・ドラゴン→片エビ固め)ウィル・オスプレイ●=2勝2敗、勝ち点4