【新潟新馬戦】藤田晋オーナー所有のリアルスティール産駒フェイト、圧巻5馬身差V 父が勝てなかったクラシックへ期待十分

スポーツ報知
ノーステッキでライバルをねじ伏せたフェイト

◆新潟5R・2歳新馬(8月6日、新潟・芝1800メートル、良)

 夏の新潟から来春のクラシックを意識させる有望株が現れた。6日の新潟5R(芝1800メートル)を5馬身差で圧勝したのは、新種牡馬リアルスティールの産駒フェイト(牡)だ。父と同じ福永祐一騎手と矢作厩舎のタッグで、馬主は「ウマ娘」でおなじみのサイバーエージェント社長・藤田晋オーナー。秋の再始動を見据えながら、父が無冠で終わったクラシックでタイトルを狙う。

 来春の活躍を予感させる走りだった。フェイトは5番手追走から直線は馬なりのまま進出。ラスト200メートル手前で左から見せムチが入ったものの、軽く追い出されただけでライバルを置き去りに。それ以降は鞍上が微動だにしない姿勢のまま、5馬身差で楽々とゴールを駆け抜けた。

 新種牡馬リアルスティールにとっては2頭目の勝ち上がりだが、初戦Vは初めて。父子ともに新馬Vに導いた福永は「楽でしたね。一番いいところで運べたし、追ってからもしっかりしていた。来年良くなりそうだけど、そういう中でこの走りができるのは走る馬の特徴」と満足げだった。

 オーナーはスマホゲーム「ウマ娘」で知られるサイバーエージェントの藤田晋社長。自身の2歳一番星となったフェイトは昨年のセレクト1歳セールで落札額が1億6000万円に達した期待馬。馬主1年目の現3歳世代もジャングロがG2を勝つなど好スタートを切ったが、来年はさらなる大舞台を意識させるパフォーマンスだった。

 父と同じ矢作厩舎から誕生した大物候補に福永も期待を隠さない。「お父さんは気が入りやすかったけど、おとなしいし性格も良いので距離も持たせやすい。まだトモ(後肢)が甘くて成長曲線が早い方ではないけど、素質の高さは見せてくれた。じっくり育てていけばクラシックに乗せていけそう」。〈2〉〈4〉〈2〉着と父が届かなかったクラシック3冠へ。息子が血の“運命”を変える。(西山 智昭)

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