坂井丞が4年ぶり日本一 若きエース・玉井陸斗にも「まだまだ負けるわけにはいかない」

スポーツ報知
男子3メートル板飛び込みで優勝した坂井丞(中央)

◆水泳 飛び込み 日本選手権第2日(6日・日環アリーナ栃木)

 男子3メートル板飛び込み決勝は、今夏の世界選手権でこの種目6位の坂井丞(ミキハウス)が435・80点で優勝。4年ぶり自身6度目の優勝に「耐え抜いたなと。しんどい反面、こういう試合を日本で出来て、楽しかった」と充実の表情で語った。

 2位は昨年の王者・須山晴貴(栃木県スポーツ協会)、3位には世界選手権男子高飛び込み銀メダリストの玉井陸斗(JSS宝塚・須磨学園)が入った。4本目終了時点で坂井は2位。3人が6点差以内で競る中、玉井が5本目の307C(前逆宙返り3回半抱え型)でミス。坂井が全ての演技をまとめ逆転勝ちした。「307で(順位が)落ちるか上がるかと言うのは、日本でも世界でも一緒なんだと。そこの重要性を改めて感じた」と、激戦を振り返った。

 18年までこの種目で4連覇も果たした坂井。24年パリ五輪に向けて、高飛び込みとの二刀流に挑んでいる15歳の玉井には「せめて玉井選手には負けたくないと(笑い)。負けるわけにはいかないという思いもあった」と、先輩の意地を見せた。若手の突き上げにはうれしさもある。「日本でこういう試合が増えて、それが生きて世界選手権では6番に入れたと思うので。日本でこういう試合が出来ていれば、世界でももっと戦っていける」とうなずいた。

 同じ所属でシンクロ板飛び込みでもペアを組む寺内健が、大会6連覇を含むV15を果たしたこの種目。坂井は「健くんが築いてきてくれたものを、自分が引き継いで次にも渡していかないといけない使命もあるけど、やっている限りは負けられない。渡すわけにはいきません」と、更なる活躍を誓った。

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