秋田工の大野聖登が1500メートル、800メートルの2冠達成! その素顔はオシャレな「香水男子」

スポーツ報知
男子800メートルを制した大野(右)

◆全国高校総体▽陸上(6日、鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム)

 男子800メートル決勝が行われ、大野聖登(秋田工3年)が1分51秒14で日本一となった。4日に制した1500メートルと合わせて2冠を達成。高校卒業後は大学駅伝の選手を目指す高校生ランナーの素顔は、オシャレな「香水男子」だった。

 残り200メートルとなると、大野がギアを一気にトップに上げた。最大のライバル、青木龍翔(大牟田3年)を抜き去って、1位を確認すると右の拳をグッと突き上げた。ラストスパートというところで、会場のスクリーンで、自分の走っている姿が目に入ると「目をつぶってガムシャラに走りました」

 2日前に1500メートルを制した疲れは残ったままだった。「朝起きたらハムストリングスが動かなくて…。正直(1位が)取れると思っていませんでした」。5月の秋田県総体では右足すねを疲労骨折するなど、体には無理が生じていた。この日は序盤では他の選手についていき、少しずつ上げていきながら最後の最後に勝負をかけるというレースプラン。思い描いたとおりの走りができた。感謝の気持ちは、真っ先に高橋正仁監督(42)へ向いた。「練習メニューをやっていれば強くなれると信じていました」。

 普段から好みの香水を愛用するオシャレ男子。朝昼晩と欠かさずつける。寝る前には枕にも噴きかける。この日の決勝の前にはランバンの「エクラ・ドゥ・アルページュ」のフレッシュな香りをつけて臨んだ。「監督からは勝ったら好きな香水を買ってやる、と言われたんですよ」と嬉しそうに明かした。

 大学進学後は駅伝の選手として活躍する意向だ。「これからは長い距離をやっていくので、スピードはこのままでスタミナをつけていきたいです」。これからも爽やかに、よりタフに走り続ける。

(甲斐 毅彦)

 ◆大野 聖登(おおの・きよと)2004年8月31日、秋田県生まれ。17歳。中1から陸上を始める。166センチ、55キロ。

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