バドミントンの世界選手権(8月22~28日、東京体育館)に臨む有力選手が6日、中継局のテレビ朝日主催のオンライン会見に出席した。混合ダブルスで東京五輪銅メダルの渡辺勇大、東野有紗組(BIPROGY)は、同種目で日本勢初となる金メダル獲得に挑む。渡辺は「(五輪銅の後で)まだ目指さないといけないことがある。世界バドミントンは『金しか勝たん』ということで頑張っていきたい」と決意を込めた。
混合複は、全5種目の中で唯一日本勢の優勝歴がない。ワタガシペアは、19年大会で銅、21年大会では銀メダルと一歩ずつステップアップしてきた。中国、タイのペアが強力なライバルとなる。東野は「東京五輪では銅メダルを獲得できたけど、目指してきた色ではなかった。ステップアップして、金メダルでリベンジできるようにしたい」と前を向いていた。