【阪神】ロハス、“珍現象”の降格翌日弾! 大山悠輔と北條史也のコロナ陽性で急きょ昇格

スポーツ報知
4回2死一塁、ロハス(右)が2ランを放ち生還、本塁付近で一塁走者のロドリゲス(左)とハイタッチを交わす(カメラ・渡辺 了文)

◆JERAセ・リーグ 広島2―3阪神(5日・マツダスタジアム)

 コロナ禍のなか、前夜の2軍落ちから緊急昇格したメル・ロハス・ジュニア(32)が意地の一発を放った。1点リードの4回2死一塁。カウント2―1から大瀬良のカットボールを右中間へ。7月14日の巨人戦(甲子園)以来、出場7試合ぶりの5号2ラン。「チャンスと言い聞かせながら打席に立った。いい本塁打になった」と10打席ぶりの安打に笑顔を見せた。

 試合前に、大山と北條が新型コロナ陽性判定を受け、「特例2022」で出場選手登録を抹消された。4日に抹消されて関西に移動していた助っ人が、代替選手として緊急昇格。急きょ広島入りし、結果を出した。2軍降格の翌日に1軍で本塁打を放つ“珍現象”にナインも笑顔。「大山が抜けた穴を何とか埋めようと必死に頑張った」。チームトップの22本塁打&71打点の大砲の“代役”をしっかり務めた。

 来日1年目の昨季から降格、昇格の繰り返し。大スターの言葉を胸に、苦しい日々を乗り越えてきた。2013年のWBCでMVPに輝いたロビンソン・カノ(ブレーブズ)と、17年の同大会でドミニカ共和国代表として一緒にプレー。合同自主トレも行い「メンタリティーの大事さ」を学んだ。「次の日は良くなる」という教えを言い聞かせ、バットを振り込み続ける。

 チームは6カード連続で初戦を制し、今季最多タイの貯金3。1か月以上連敗がなく、首位・ヤクルトとのゲーム差を9・5に縮めた。矢野監督は「自分のため、チームのために価値ある一発」と評価。ドラマを起こすために、全員の力でピンチを乗り切る。(森脇 瑠香)

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