棚橋弘至、G1・3勝目の試合後、旧友の死明かし涙「1分1秒をね、一生懸命生きようと思いました」

スポーツ報知
EVILをテキサスクローバーホールドで絞め上げた棚橋弘至(新日本プロレス提供)

◆新日本プロレス「G1 CLIMAX 32」大会 ▽「G1 CLIMAX 32」Cブロック公式戦30分1本勝負 〇棚橋弘至=3勝1敗、勝ち点6(19分01秒 グラウンドコブラツイスト)EVIL●=1勝2敗、勝ち点2(5日、愛媛・アイテムえひめ、観衆1132人)

 真夏の最強シングル決定戦「G1」ブロック戦で、棚橋弘至がEVILを下し、ブロック単独首位の3勝目を挙げた。

 過去の対戦成績3勝3敗の難敵のダーティーファイトに序盤から苦しめられた棚橋。弱点のひざを徹底的に攻められたが、逆にひざ攻めで反撃。テキサスクローバーで絞め上げたが、EVILのセコンド・デイック東郷がゴングを鳴らしたため。棚橋は試合終了と勘違い。ホールドを解いてしまう。

 終盤、ハイフライフローを決めた棚橋だったが、今度はカウント3寸前でSHOが妨害。大乱戦となり、急所攻撃も飛び交う中、最後は棚橋は技アリのグラウンドコブラツイストで3カウントを奪取した。

 試合後、マイクを持った棚橋は「皆さん、プロレスを観る時はもっと明るい顔で、もっと楽しそうに、もっと元気よく!」とリクエストすると、「これからも新日本プロレスをお願いします!」と絶叫。勝利の儀式のエアギターを披露すると、決めゼリフの「愛してま~す!」で大会を締めくくった。

 バックステージで棚橋は「よーし! 盛り返してきましたね。これで3勝1敗。よしっ!」と絶叫。

 「今日は、ただ、ただ真っ向勝負する棚橋っていうのも見せたかったんだけど、それ以上に、生き抜かないと。どんなことがあっても生きていくんだっていう、闘い抜いて見せるんだっていうね。何か、そういう気持ちが試合しながら生まれましたね」と涙を流した。

 一旦、立ち去ったが、もう一度戻ってくると、「昨日ね、高校の野球部の同級生が1人亡くなって。(当時、部員が)10人しかいなくて、すごい仲良くてね」と明かすと、「(6日の)土曜日か。葬儀、告別式があって…。何かテリーマンみたいに、自分がケガする前に靴が代わりになってくれたのかな」と、ソールがめくれ上がったリングシューズを見ながらポツリ。

 「(このシューズが)守ってくれたのかなって…。だからね、本当に1分1秒をね、一生懸命生きようと思いました。ありがとうございました」と涙をぬぐいながら話していた。

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