【巨人】掛布雅之氏、原監督の吉川への「厳しいメッセージ」が大量点を呼んだ

スポーツ報知
7回1死一塁、送りバントをする吉川尚輝(カメラ・中島 傑)

◆JERAセ・リーグ ヤクルト5―9巨人(5日・神宮)

 巨人の堀田賢慎投手(21)が首位・ヤクルト相手に自己最長となる7回2安打1失点の快投で、3月31日以来、約4か月ぶりの2勝目を挙げた。主砲・村上を3打数無安打1三振と完璧に封じ、流れを呼び込んだ。コロナ禍による活動停止明けでは初、約1か月ぶりとなる連勝を飾り、4位に浮上した。

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 吉川の犠打が7回のビッグイニングを呼んだ。1死一塁で、原監督の作戦通りに吉川がバントを決めたことで、代打・ウォーカーの適時二塁打など打線がつながった。

 ただ、このバント策は、吉川に対する原監督の厳しいメッセージだったと思う。3回無死一塁、フルカウントで、投手の堀田を走らせてでもランエンドヒットを仕掛けた。ところが、吉川が明らかな低めのボール球を空振りして三振ゲッツー。ベンチの原監督は悔しさをあらわにした。吉川レベルの打者なら、見極めて四球にしなくてはならない。無死一、二塁とチャンスを広げていれば、7回の集中打が3回に出ていたかもしれない。原監督のバントのサインは、試合の流れや局面を考えなさい、と3回の反省を促す意味もあっただろう。

 今の巨人は、コロナ禍、坂本の故障不在、岡本和が本調子ではないことなどから、つなぐ攻撃が必要。その点で、確実に走者を進め、中軸が安打を連ねた7回は、次戦以降に楽しみを感じさせた。巨人がBクラスにいるという現状は寂しすぎる。このカードで3連勝して、ヤクルトにプレッシャーをかけないと。そのためには、各打者が打順に応じた仕事を徹底することだ。(掛布 雅之)

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