仙腸関節炎で2軍調整中の坂本勇人内野手(33)が6日のイースタン・リーグ、ヤクルト戦(G球場)に指名打者で実戦復帰することが5日、分かった。
この日はG球場で2軍の試合前練習に参加。フリー打撃の前後でルーチンのロングティーを行い、1か月ぶりの実戦に備えた。5月に右膝内側側副じん帯損傷から復帰した時もまずは3軍戦にDHで出場していたが、今回も生きた球を見て実戦感覚を取り戻すことから着手する。
坂本は7月6日のヤクルト戦(東京D)で5回に代打を送られて途中交代し、同7日に出場選手登録抹消。開幕直前の左内腹斜筋筋損傷も含めて3度目の戦線離脱となり、ファン投票で選出されていた球宴の出場も辞退していた。1軍復帰は遊撃で実戦をこなした後になる見通しだが、大黒柱の戦列復帰の時は少しずつ近づいてきている。