J1北海道コンサドーレ札幌は4日、宮の沢で練習した。名古屋戦(7月30日、2△2)を胃腸炎で欠場したDF岡村大八(25)もこの日から全体合流。「チームとして本当に大事な一戦」と位置づける湘南戦(7日、レモンガスS)での復帰へ準備を進めていく。
ミニゲームまでこなした岡村は、持ち前の熱く、激しい守備で存在感を示した。加入2季目の今季は3バック中央で定位置をつかみ、7戦連続フル出場も飾っていた中で前節を欠場。「いい状態で戦えていただけに体調面でチャンスを逃すのはもったいないこと。出番をもらえたら、迷惑をかけた分もプレーで返したい」と端正な表情を引き締めた。
5戦未勝利で14位。勝ち点25で並ぶ13位・湘南との8月初戦は、今後を左右する大一番となる。「誰も悲観はしていないので。自分としても死ぬ気でやりたい」。帰ってきた背番号50が、練習から周囲を鼓舞し、盛り立てていく。
(川上 大志)