江戸川南の3年生が粘りに粘って有終V! 最初で最後のタイトル獲得 ゼット杯第5回東京東親善交流大会

スポーツ報知
3年生13人で優勝した江戸川南ボーイズ

◆ゼット杯第5回東京東親善交流大会◇中学生の部▽準決勝 江戸川南ボーイズ5―4大田水門ボーイズ=延長9回タイブレーク=▽決勝 江戸川南ボーイズ3―1足立ボーイズ(7月30日・荒川戸田橋緑地志村ボーイズグラウンド)

 夏休みを迎え、各地で支部交流のローカル大会が行われた。リーグ戦とトーナメントを組み合わせた東京東親善交流大会は関東甲信の24チームが出場。江戸川南ボーイズ(東京東)が準決勝で大田水門ボーイズ(東京東)にタイブレークの激戦の末に競り勝ち、決勝では足立ボーイズに快勝。初優勝に輝いた。

 頂点をアピールする“儀式”はぎこちなかった。3―1で迎えた決勝の最終7回。3番手・渡辺が3人で片づけると、江戸川南の選手たちは少し迷った様子でゆっくりマウンドに集まり、歓喜の輪をつくった。「3年生だけで臨みましたが、最後の大会なので勝ちにこだわる必要はないと言っていた」と坂本直之監督(44)。一番大きな選手で身長170センチ。中学硬式では小粒とも言えるチームだが、無欲で戦い有終の美を飾った。

 準決勝は延長戦を制した。3―3でタイブレーク(1死満塁から攻撃)に突入した9回、先頭の福田が「カーブに崩されたけど、食らいついた」と中前に転がし2者生還。その裏を6回から登板し、毎回走者を出しながらも粘った渡辺が、ここでも内野ゴロによる1点でしのぎ逃げ切った。

 決勝も粘り勝ち。先発・飯田が初回に暴投で1点を失ったが、その裏に須藤、福島の連打で無死二、三塁として加藤が左越え逆転二塁打。2回から須藤が「暑かったので力まずテンポ良く投げることを心掛けた」と打たせて取り、5イニングを2安打無失点と好投した。6回1死二、三塁、途中出場の村井が右中間に運んで貴重な追加点をたたき出した。身長153センチの村井は「内角高めのストレートをうまくたたけた。仲間がいるので後ろにつなぐつもりでした」と謙虚に話した。

 創部16年目の現3年生は全国大会出場はかなわず、タイトルもこの大会だけだった。だが、正確なスローイングと巧みなバットコントロールが光り、伸びしろは十分。坂本監督は「高校野球が本当の勝負。頑張ってもらいたい」と願った。

◇江戸川南登録メンバー ▽3年生 加藤尚輝 飯田駿 渡辺直樹 福島斡太 齋藤拓未 村井優斗 杉本倫之介 大木敏矢 須藤陸 小川琥汰郎 野原悠大 福田温大 金原大治

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