自民党の下村博文前政調会長(68)は4日、党本部で記者団の取材に応じ、自身が文科相だった2015年、旧統一教会が「世界平和統一家庭連合」に名称を変更することを文化庁が認証したことについて「今となったら責任を感じる。状況を踏まえて判断する必要があった」と述べた。
また、政治的な圧力に関しては「全くなかった」と否定。名称変更の経緯などが記された文化庁の開示資料が塗りつぶされていることについては「私もすごく迷惑を受けているから、開示してほしい」と訴えた。政治家と旧統一教会との関係が問題となっていることについては「関係団体を含め一切の関係を絶つ」と強調した。