12年金鯱賞・G2と14年中山金杯・G3を制したオーシャンブルー(父ステイゴールド)が8月4日、左後肢を骨折したため、安楽死の措置がとられた。14歳だった。けい養先の北海道・日高町のYogiboヴェルサイユリゾートファームがホームページで発表した。
同ファームによると、4日の早朝に馬房内で骨折しているのを発見。獣医師の診断の結果、重症で、手術したとしても支える右肢への負担から結果的に苦しむことが予測されるため、安楽死の処分となった。
現役時代は30戦7勝。4歳時の金鯱賞(当時12月開催)で重賞初制覇を果たし、続く有馬記念ではゴールドシップの2着に健闘した。15年の有馬記念(15着)を最後に現役引退し、16年からレックススタッドで種牡馬入り。20年シーズンで種牡馬を引退し、功労馬の余生をバックアップしているYogiboヴェルサイユリゾートファームで過ごしていた。