カレー激戦区・神保町 中華の老舗の人気メニューはボリューム満点で独特の世界観

スポーツ報知
中華の名店「新世界菜館」のパーコーカレー。絶品である

 テレビ番組(日本テレビ系の『秘密のケンミンSHOW極』ですけど、それがなにか)で横浜中華街のカレーを特集していた。賄い料理から発展して現在では人気メニューに定着。中華街でありながらカレーを目当てに足を運ぶファンも多いという。カレー好きを自負する私は横浜に向かうべきか悩んだ。しかし、酷暑である。気温が30度を超えると自然にブレーキがかかる体質。我慢することにした。

 という訳で東京・神保町である。神保町といえば「エチオピア」、「ボンディ」、「共栄堂」、「まんてん」、「ガヴィアル」などで知られるカレーの激戦区。同時に私は中華の名店がひしめく“ミニ中華街”であると思っている。中でも「新世界菜館」はカレーが隠れた人気メニューになっている。横浜は遠いが神保町ならストライクゾーンである。バッグにバット2本ならぬペットボトル2本を忍ばせて出掛けてきた。

 神保町ではいつもウォーキングをテーマにしている。地下鉄で行けば至近距離だが、あえてJR総武線を選択する理由は後で記すことにする。お茶の水駅を下車、坂道を下って靖国通りを目指した。この坂道、私にとっては青春時代の淡い夏の思い出。ゆずの名曲「夏色」の「長い長い下り坂を 君を自転車の後ろに乗せて」を口ずさみながら歩くと胸がキュンとする。

 靖国通りを右折して徒歩7分。「新世界菜館」の大きな建物が見える。ランチ時は満席なので午後2時過ぎに来店にした。それでも出版関係のサラリーマンを中心に店内は活気に満ちあふれていた。最初に注文したのが瓶ビール。お茶の水駅から歩いた理由は瓶ビールの最初の1杯にある。額の汗を拭きながら、至極の1杯を味わう。この“命の水”のために歩いてきたのだった。

 人気メニューの「パーコーカレー」はボリューム満点。真ん中に入っている温玉が味の変化球。カレーに辛さ、刺激を求めるならカレー専門店に行けばばいいいのであって、「新世界菜館」ではビールと一緒に中華風カレーが持つ独特の世界観を楽しんでほしい。

 ◇新世界菜館 神保町で有名な中華の老舗(しにせ)。上海カニを使った料理が人気だが、カレーも看板メニューになっている。アクセスは地下鉄・半蔵門線の神保町駅から徒歩1分。東西線の竹橋駅からは徒歩8分。営業時間は11~15時、17~22時(要確認)。座席は180席で個室も用意されている。

コラム

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請
×