【C大阪】後半44分に途中出場のオーストラリア代表FWタガートが同点弾 川崎戦の今季無敗を継続

スポーツ報知
アダム・タガート

◆YBCルヴァン杯▽準々決勝・第1戦 C大阪1―1川崎(3日・ヨドコウ)

 C大阪は後半44分に途中出場のオーストラリア代表FWタガート(29)が決めて追いつき、1―1の引き分け。小菊昭雄監督(47)が新型コロナウイルス感染症の陽性判定を受けて不在の中、川崎戦の今季無敗を継続した。

 絶妙クロスと完璧な抜け出し、そして2年半ぶりに響いた声援がかみ合い、同点ゴールが生まれた。1点を追う後半44分。左サイドのDF山中が送ったクロスは、川崎の日本代表DF谷口も届きそうで届かない“神コース”に。これをDFとの駆け引きでフリーとなったタガートが押し込んだ。この日はヨドコウスタジアムで、コロナ後初めて一部エリア(ゴール裏)のみ声出し応援が解禁に。選手をサポートし続けた歓声も、この瞬間に最高潮を迎えた。

 試合当日に小菊監督のコロナ陽性が判明し、高橋大輔コーチ(38)が代わって指揮を執った。選手、スタッフ合わせ12人がコロナの影響で不在の川崎に対し、序盤から押し込んだが、前半33分に失点。山中のクロスなどから何度もチャンスをつくったが決めきれず、時間は刻々と過ぎた。

 好調のチームをまとめてきた指揮官の不在に「小菊さんの求心力の下で、一つになって戦ってきた。いつもどおり臨もうと思っていましたけど、影響はあったと思う」と山中。試合前には指揮官からオンラインの映像を通じ「迷惑をかけて申し訳ない」「みんなで戦うぞ」とメッセージが届いた。わずかに歯車が合わない時間も続いたが、最後に途中出場のタガートが決め、公式戦は9試合無敗(5勝4分け)とした。

 価値あるドローに、高橋コーチは「最後までよく点を取るために走った。誰一人諦めることなくやり切った」と選手たちをたたえた。これで対川崎は、今季リーグ戦の2連勝と合わせて3戦無敗。10日の第2戦(アウェー)、J1王者を破ってベスト4へと進む準備は整った。(金川 誉)

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