◆YBCルヴァン杯▽準々決勝第1戦 名古屋1―1浦和(3日・豊田ス)
名古屋は浦和と1―1で引き分けた。DF森下龍矢が、2021年に鳥栖から加入して以降、初得点を決めた。
7月30日の札幌戦(2△2)から先発を6人入れ替え。今夏、加入したMF永木亮太、MF重広卓也が初スタメンとなった。
序盤は浦和に主導権を握られたが、同18分、FW仙頭啓矢の折り返しにFW石田凌太郎が頭を合わせる。同27分にも、森下の折り返しに、走り込んだ永木が右足シュートを放つなど、ゴールに結びつかずも、徐々にペースを呼び込んだ。しかし、同36分、相手にディフェンスラインの裏を取られて先制点を許した。
後半開始からFWマテウスを投入すると、攻撃に厚みが出た。後半14分、ゴール前での連係で崩し、最後は森下が左足で同点弾を決めた。その後も波状攻撃を仕掛けるが、ゴールに結びつけられず。10日の第2戦に向けて、森下は「1―1で僕たちは悔しい結果だが、次がある。リーグ戦と、浦和3連戦で必ず勝ちたい」と気合いを込めた。