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【こちら日高支局です・古谷剛彦】セレクションセール 関係者も驚いた市場レコード

セレクションセールで6600万円の最高額で落札されたレーヌミノル2021
セレクションセールで6600万円の最高額で落札されたレーヌミノル2021

 先週に引き続き、セレクションセールを振り返る。11年ぶりに2日間開催となったが、2日目の先月27日は、17年桜花賞を制したレーヌミノルの子が上場されるなど、良血馬が揃った。入場者数は決して多い感じはしなかったが、午前10時から競りが始まり、序盤から活発な競り合いが続き、2日目のみの売却率は90.34%と、市場初となる9割超えを記録した。この日の売却総額は23億2000万円(金額はすべて税別)で、最高価格はやはり、レーヌミノル2021(牡、父ブリックスアンドモルタル)の6600万円で、吉岡実氏が落札した。

 2日間の市場成績は、301頭が上場され、263頭が落札。売却総額は48億5300万円で、売却率は87.38%。平均価格は1845万2471円と、すべての成績で市場レコードを記録した。売却総額は、上場頭数が増加したことを受けて伸びることは想定されたが、売却率と平均価格が、頭数が増えたにも関わらず昨年を上回ったことに、関係者も驚いていた。4000万円以上の取引馬が20頭もいたが、その種牡馬を見るとブリックスアンドモルタル、カリフォルニアクローム、キズナ、エピファネイア、ドゥラメンテが2頭。その他はシニスターミニスター、シルバーステート、モーリス、レイデオロ、ロードカナロア、ドレフォン、サトノクラウン、リオンディーズ、デクラレーションオブウォー、マジェスティックウォリアーと、バラエティに富んだ結果だった。

 6月に、24年からダート3冠体系が整備されたことが地方競馬全国協会から発表された。今年の1歳市場は、その点でも購買関係者の意欲を喚起した。セレクトセールでも、ヒラボクビジン2021(牡、父シニスターミニスター)が6400万円で落札されるなど、ダートで活躍した種牡馬への関心がより高まった印象を受ける。東京都馬主会(大井)の補助馬購買は、セレクションセールから始まるので、地方競馬の馬主が多く参加する北海道市場で、セレクションセールから想像を超える成績が挙げられたことは、今後の市場にも大いにつながる。

 8月22日から26日は、約1200頭が上場される国内最大規模の市場となるサマーセールが開催される。JRAや南関東はもちろん、他の地方競馬の馬主も増え、より活気ある市場になるだろう。競馬の開催が滞らずに続いた成果が、競走馬市場に大きく貢献している現状から、良いサイクルとなっていることを改めて感じる。(競馬ライター)

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