19歳・川崎春花、稲見萌寧のプレーに衝撃 プロ1年目の優勝へ「萌寧さんのような組み立てができれば…」

スポーツ報知
昨年のプロテストに一発合格し、今シーズンからツアーに参戦している関西期待の新人・川崎春花。目指すはルーキー・イヤーでの「初優勝」だ(カメラ・谷口 健二)

 若手の台頭が著しい女子プロゴルフツアーも中盤戦に入った。スポーツ報知では、昨年11月のプロテストに一発合格し、今年プロデビューした関西期待の19歳の新人・川崎春花=フリー=を取材。プロとして臨んだツアーデビュー戦からこれまでを振り返るとともに、今季の意気込みを聞いた。(取材・構成=三木 勝彦)

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 昨年11月のプロテストを一発合格。川崎春花は、今シーズン第3戦目の「Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント」でツアーデビューを果たした。

 「プロテストは緊張しました。“絶対に通る”と強い信念をもってテストに臨みましたが、2日目にスコアを落として圏外へ。合格したときは心底うれしかった」

 最終日にスコアをまとめて、晴れてプロゴルファーの仲間入りを果たした。その後のQTではレギュラーツアーの出場権を得られず、シーズン初めから出場したレギュラーツアーは3戦連続予選落ちと、プロの世界の厳しさも経験した。

 「とにかく予選を通りたいと自分にプレッシャーをかけていましたね。いまから思うと自分で自分の首を絞めていた感じ。いまはプロツアーの舞台を楽しもうと思えるようになりました」

 プレッシャーから解放されたこともあり、ステップアップツアー「ツインフィールズレディース」と「ECCレディス」では2位に入るなど、復調の兆しが見えてきた。

 そんな矢先、高校時代から悩まされていた腰痛が再発し、「ユピテル・静岡新聞SBSレディース」を棄権。打ち方が腰痛の原因と分かったため、スイング改造に取り組んだ。

 「いままでテイクバックからダウンスイングまで、腰から始動していましたが、お尻や股関節で動かすように意識しています」

 腰痛の不安がなくなったことで、レギュラーツアーでも堅実に予選を通過できるようになった。しかし、「上に行くには何かが足りない」と感じていた。そんな時、資生堂レディスオープン最終日に、目標としている稲見萌寧と同組でラウンド。そのときの稲見のプレーに衝撃を覚えたという。

 「私はミスすると、グリーンに乗らない上、その後もミスがミスを呼ぶ。一方、萌寧さんはミスショットしたように見えてもグリーンを外さないんです。そしてロングパットを決めてバーディーをとる。優勝するプロは、試合の組み立て方が全然違うんですね」

 稲見のプレーを間近に見て、自分に足りない点が分かったという川崎。

 「現時点ではメジャーを含めてレギュラーツアーに4戦出場できると思う。萌寧さんのような組み立てができるようになれば、優勝という二文字も見えてくる気がします」

(取材協力:BOSS CLUB、9日からはスポーツ報知の無料会員サイトで川崎プロのレッスンがスタート)

 ◆川崎 春花(かわさき・はるか)2003年5月1日、京都市生まれ。19歳。父親と姉の影響で7歳からゴルフを始める。強豪・大院大高2年時の20年「全国高等学校ゴルフ選手権春季大会」で優勝。21年の「日本女子オープン」で11位に入る活躍。同年11月のプロテストに合格し、今年からツアーに参戦する。得意クラブはショートアイアン。158センチ、51キロ。

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