【船上カメラマン】秘技!バターで釣るマダコ!!大原港・松栄丸

スポーツ報知
船に取り込まれたマダコは8本の足を伸ばして最後の抵抗(松栄丸で)

 

太東沖来月末まで期間限定

 イサキ、マダイ、鬼カサゴ、シマアジ、ヒラメ。多彩な魚が釣れる外房の海。ここに昨年から東京湾や茨城でも人気のマダコが加わった。大原港の報知指定・松栄丸では餌木で狙うマダコ乗合船を出している。職漁船とのかね合いで遊漁船でマダコ釣りができるのは夏場だけ。太東沖へ繰り出し、1キロあたり3000円の高級品を狙った。

大型2・8キロ トップ7杯

 港を出て20分、太東沖水深10メートルのポイントに到着した。「どうぞ、根掛かりしますから、気をつけてやってください」と中井順一船長の合図で仕掛けを投入。黄色と赤白の餌木2本にオモリ40号。そして、秘密兵器としてタネ・マキの集タコ剤「タコ釣りボール」を付けた。オモリが着底してから竿先を軽く上下させて餌木を踊らせてマダコを誘っていく。

 取材日(21日)は晴天、無風で潮が流れず、船があまり動かなかった。「(船が)流れないと厳しいよ」と中井船長の言うとおり、なかなかマダコは乗らない。すると右舷胴の間に釣り座を構えていた山武市の加瀬昭さん(69)の竿がきれいな弧を描いた。上がってきたのは700グラムの中型だった。加瀬さんには“秘策”があった。餌木にコンビニで買ったチューブ入りのバターを塗っていたのだ。「豚バラ肉を巻く人もいるけど、バターはいいよ。気のせいかもしれないけどね」と言うものの、貴重な1杯を上げただけに効果はありそうだ。

 

 マダコ釣りは根掛かりとの戦いだ。船上カメラマンは餌木を8本も失った。「岩場を攻めているから、根掛かりを恐れていたら釣れないよ。オモリで海底をたたいて、根気よく誘う。たまに大きく合わせるのも大事だよ。大物は根掛かりと同じ感じ。上がってきたらマダコ、上がらなかったら根掛かりだね。餌木とオモリは多めに用意してください」と中井船長にハッパを掛けられた。

 取材日は苦戦したが、今季は調子がいい。松栄丸では今月10日に大型2・8キロを含みトップ5杯。16日には良型主体にトップが7杯上げた。中井船長は「大原のマダコはおいしいですよ。伊勢エビを食べてますから」と話す。大原沖周辺では12月からタコツボ漁が始まる。大原漁港の直売所ではゆでたてのマダコが1キロ3000円前後で販売されているという。大原のマダコ釣りは期間限定で8月末まで。ブランドマダコを釣りに大原港へ急ごう。

(ペン&カメラ・越川 亘)

 

 ◆めも マダコ釣りの近況、乗合船は大原港松栄丸(TEL0470・62・0571)。乗合船は午前3時30分集合。料金は1万円。氷付き。乗船には事前予約が必要。このほか那珂湊港源丸(TEL029・265・7718)からも乗合船が出る。

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