【滋賀】近江エース・山田陽翔、緊急リリーフで7回3安打無失点 春夏連続出場へあと1勝

緊急登板で7回3被安打の近江のエース・山田陽翔 
緊急登板で7回3被安打の近江のエース・山田陽翔 

◆第104回全国高校野球選手権滋賀大会 ▽準決勝 近江6―5比叡山(27日・マイネットスタジアム皇子山)

 5―5の3回2死二塁、近江・山田は9番打者を144キロで、空振り三振に仕留めて、思わず声を上げた。「4番・右翼」で先発したエースは3回、1点差に迫られ、なおも無死一、三塁。7番打者に1ボールになったところで緊急登板した。「監督さんに言って、審判にストップをかけてもらった」。“投手、オレ”を申し出て、7回を3安打無失点に抑え、粘る比叡山を振り切った。

 この日は、山田自身が先発を星野世那(3年)に託した。「(大阪桐蔭に大敗した)センバツ決勝で星野が悔しい思いをしてから、すごく頑張ってきたの見てきた」。多賀章仁監督(62)は「先発は山田でいきたかったが、本人が星野でお願いしますと。今、近江高校の“監督”ですから」と、そのリーダーシップを評価する。

 その星野が不調。2番手の外義来都(3年)も制球が定まらず、山田はウォームアップもそこそこで、4回には147キロを出した。「(昨夏甲子園4強など)今まで経験させてもらっている分、心に余裕があった」。頼れる大黒柱が、準優勝したセンバツから春夏連続の甲子園出場を見据える。(瀬川 楓花)

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