中日・立浪和義監督は27日の全体練習後に取材に応じ、29日の広島戦(マツダ)から始まる後半戦でも根尾昂投手を中継ぎ起用する方針を示した。2軍で先発起用に備える構想もあったが、1軍戦力としてブルペン待機させることが決定。またこの日、支配下契約を締結したレビーラ、ガルシアの大砲候補もスタメン起用していく構えだ。以下は一問一答。
―レビーラ、ガルシアが左翼で居残りノック
「守備は本当に覚悟して使うしかないんで。まだやったばっかりなんで」
―レビーラがシート打撃で快音
「練習でちょっと、へばっていたのかも分からないですけど、意外と実戦向きだなというのと、ファームの時にもっと2軍の投手の外の変化球振っていたんでどうかなと思ったんですけど」
―藤嶋のフォークをきっちり見送っていた
「思ったより見られるなというのはありますけどね」
―カープの投手は大瀬良が初戦に予想される。いきなり後半戦開幕スタメンも
「いや、そのつもりでいますよ。(レビーラとガルシアの)どっちを使おうかなと思って。1人しか入れないんで。交代で1人打線の中にいたら。レビーラなんか特に間違いがあるでしょ。パカーンという」
―バンテリンじゃなかったら2本塁打
「そうですね。ロドリゲスの速いボールをパカーンととらえた。あとは配球も勉強していかないといけないのもあるでしょうけど、痛い思いもするかもしれないですけど、楽しみは楽しみですよね」
―レビーラは真っすぐには強いか
「まだ見てみないと分からないです。でも思ったよりはもしかしたらというのはありますけど、そううまいことはいかない」
(外野ノックを見ながら)
「カットマンまでああやって投げてくれたらいいですよ。捕れるボールをまずアウトにしてくれたらいいんですけど。でも来年以降のことも考えて、ああいう選手が出てきてくれたら。仮に外国人がいても故障もあるしね。良ければレギュラー取ってもらえればいいし」
―根尾は2軍で先発の構想もあったが、当面1軍か
「とりあえず、そうですね。ちょっと球数をイニングまたいだりどんどん戦力として使っていきながら。そこからはまた考えます。本人も先発は最終目標で我々もそうなんですけど」
―中継ぎで結果を出している
「はい。そんなに焦らせてもいかんなと。すぐ先発、先発じゃなくてね。今の経験も無駄にはならないと思うし」
―秋のフェニックスで先発起用も
「まあそうですね。まあそんな感じでございます」