【南北海道】夏の甲子園初出場を決めた札幌大谷 強力打線を支えたマネジャーも涙

スポーツ報知
笑顔で拍手を送る札幌大谷の長谷川華子マネジャー

◆第104回全国高校野球選手権南北海道大会 ▽決勝 札幌大谷7-2知内(26日・札幌円山)

 勝利の瞬間、札幌大谷・長谷川華子マネジャー(3年)の目にも涙があふれた。小樽シニアのマネジャーを務めていた中学1年冬。練習視察に訪れた船尾監督から「うちでやってみないか」と“スカウト”され、入部を決意した。朝練の日は午前5時50分に自宅を出発し、帰宅は午後9時半になることもあったが「大変だと思ったことはない」と言い切る。

 選手から打撃フォームのアドバイスを求められることもある。1番・飯田星哉三塁手(3年)が春に不調だった際には、腰の回転や右足の使い方について助言。飯田が「おかげで調子を取り戻せた」と言うように、強力打線を影で支えてきた。

 幼い頃から夢見てきた甲子園。憧れの舞台に立てることが決まり、長谷川マネジャーは「本当にうれしい。選手に感謝したい」と満面の笑みを見せた。

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