大腸がんによる多臓器不全のため25日に69歳で死去した女優・島田陽子(本名・中村陽子)さんの通夜が26日、都内で営まれた。
事務所関係者によると、コロナ禍を鑑み、約10人の近親者のみが参列した。ひつぎで眠る島田さんは、金色の刺しゅうが施された淡いブルーのドレスをまとっていたという。27日には告別式が都内で予定されている。お別れの会は8月中の開催を予定している。
島田さんの訃報から一夜明け、俳優・中村雅俊(71)が所属事務所を通じコメントを発表した。1974年の初主演ドラマ「われら青春!」で教師役で共演した島田さんの突然の訃報に中村は「俺のデビュー作のマドンナ役でした。あれから長い年月が流れましたが、島田さんは今でもマドンナのままです。何年か前にもお会いしましたが、不思議と出会ったときのままでした」と悼んだ。