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荒木飛羽、「少年のアビス」でドラマ初主演「大好きな作品で大好きなキャラクター。うれしい」 原作者も絶賛

「少年のアビス」でドラマ初主演を務める荒木飛羽(黒瀬令児役)
「少年のアビス」でドラマ初主演を務める荒木飛羽(黒瀬令児役)

 俳優の荒木飛羽(とわ)が、9月1日スタートの連続ドラマ「少年のアビス」(テレビ神奈川で木曜・後11時、MBSで同・深夜0時59分ほか)でドラマ初主演を飾ることが26日、分かった。

 2020年から「週刊ヤングジャンプ」で連載されている峰浪りょう氏の同名漫画が原作。荒木が演じるのは、引きこもりの兄や認知症の祖母らと田舎町で暮らし、鬱屈(うっくつ)とした日々を送る男子高校生・黒瀬令児。ある日、憧れのアイドル・青江ナギと出会い「心中しよう」と持ちかけられ、心を揺らされる。

 荒木は、8歳で俳優デビューし、NHK大河ドラマ「西郷どん」や連続テレビ小説「半分、青い。」など数々の話題作に出演。俳優・窪田正孝、山崎賢人らの幼少・青年期役も演じ、端正な顔立ちから“ネクストブレイクイケメン俳優”として注目を集める。

 本作がドラマ初主演となり「僕が主演を務めるのは『まだまだ先のことかな、いつかは主演に挑戦してみたいな』と思っていました。それが想像よりも早く、突然のことで不安と緊張でいっぱい」と率直な心境を明かす。一方で、かねて原作の大ファンだったことから「ドラマ化されることがあるなら『自分が令児を演じたい!』と思っていました。大好きな作品で大好きなキャラクターだからこそ、初主演がこの作品でうれしいです」と喜びもひとしおだ。

 主演として、今までに経験のないセリフ量に挑み、作品のために初めて髪を茶色に染めるなど、役作りに励んだ。「原作が大好きな分、原作をまねるのではなく『僕なりの令児をやろう!』と思っています」と意気込んでいる。

 19年の日テレ系ドラマ「あなたの番です」の総一役での不気味な演技が話題となるなど、陰のある青年役で注目された。本作も複雑な家庭で育ち、抱える役どころで「令児はいつも(母親の)夕子に縛られていて、そこには色んな感情が渦巻いています。何か行動をしようとする時にはいつも夕子の存在が引っかかり、その度に令児の心が乱されていく様を、言葉ではなく表情や仕草で演技する事を心がけています」と繊細な心情表現に挑んでいる。

 原作の峰浪氏は「『少年のアビス』がまさかのドラマ化…!!うれしい気持ちと本当にいいの…?というドキドキザワザワした気持ちで未だに混乱しております」とコメント。主演の荒木について「初めてお会いした時『令児が三次元にいる!!!』と思わず驚嘆いたしました。年齢も令児と同年代の荒木さんだからこそリアルな『少年のアビス』を見られると思います」と期待を寄せている。

 監督は、Official髭男dismや優里らのミュージックビデオを手掛けている、映像作家のかとうみさと氏が担当。脚本は、テレ東系ドラマ「忘却のサチコ」(2018年)の脚本などを担当している狗飼恭子(いぬかい・きょうこ)氏が務める。

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