【奈良】智弁学園、ベスト4で姿消す 昨夏甲子園準V 今春と同じ生駒に敗れる

スポーツ報知
高校野球奈良大会準決勝・智弁学園―生駒。生駒に敗れ、悔し涙に暮れる智弁学園ナイン。左端は小坂将商監督

◆第104回全国高校野球選手権奈良大会 ▽準決勝 生駒7―5智弁学園(26日・佐藤薬品スタジアム)

 昨夏甲子園で準優勝した智弁学園が、ベスト4で姿を消した。今春の県大会でも敗れている県立の生駒に逆転負け。2年連続21回目の聖地行きを逃した。

 先攻の智弁学園は1―2と1点差を追う2回、8番の大坪廉、1番の酒井優夢主将(ともに3年)がそれぞれ2ラン。5―2と3点リードした。

 だが、3、6回に1点ずつ返されると7回、同点に追い付かれて、なお2死二、三塁。エース右腕・大坪が、生駒の6番・左打者の筒井大翔(3年)に左翼への勝ち越しタイムリーを浴びた。

 小坂将商監督は「初回に点を取ったのは良かったが、すぐに点を与えてしまったのが痛かった。試合が落ち着いてきた4、5、6回に(一気に)いけなかった」。失策絡みで失点した初回や、中盤に突き放せなかったことを悔やんだ。

 28日の決勝は、5年ぶり29回目の出場がかかる天理と初出場を目指す生駒が対戦する。

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