【熊本】九州学院、村上宗隆にうり二つの弟・慶太 兄に「絶対に甲子園に行って恩返しをしたい」

スポーツ報知
兄にそっくりな打撃フォームの九州学院・村上慶太(左=カメラ・宮内 孝太)、日本の4番打者に成長したヤクルト・村上(右)

◆第104回全国高校野球選手権熊本大会 ▽準決勝 九州学院4-3東海大熊本星翔(24日・リブワーク藤崎台)

 熊本では、ヤクルト・村上宗隆内野手(22)の弟・慶太(3年)が4番を務める九州学院が決勝に進出した。

 思わず“二度見”してしまった。打席に立つ姿は、ヤクルトの村上そのものに見えたからだ。実際に左打席にいたのは弟の4番・慶太。189センチ、94キロの体格は兄同様の存在感。構え、ボールを呼び込む姿勢、鋭いスイングもうり二つだった。

 試合後、気になって聞くと、予想通りの答えが返ってきた。「(兄を)参考にしています」。そう語りながらニコリと笑う顔も、そっくりだった。前日(23日)には兄から「応援してます」と連絡を受け、気合十分で準決勝へ。4打数無安打と結果は出なかったが、140キロ超の直球を鋭くはじき返すなど、ポテンシャルの高さを示した。

 打撃フォームだけではない。試合中の立ち居振る舞いも、ヤクルトの若き4番をほうふつとさせた。投手がリズムを乱すと、すぐさまマウンドへ。失策をした選手にも、いの一番に「次があるから切り替えろ」と声をかけていた。「とにかく声を出すことでチームに影響をもたらすことを意識している。チームのために何でもいいから貢献したい」。チームへの献身性も兄譲りのものを感じさせた。

 偉大な兄と比較されることは、ともすれば重荷になりそうだが、慶太はそれを成長につなげようとしている。「プレッシャーはあるけどプラスに変えている。注目されるのはありがたい」。九州学院が最後に甲子園に出場したのは兄が1年生だった15年夏。「絶対に甲子園に行って(世話になってきた兄に)恩返しをしたい」と意気込む姿は、セ・リーグ首位を独走するヤクルトの4番のように頼もしかった。(宮内 孝太)

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