TKO木本武宏、会見は来月予定 芸人仲間を「だますつもり一切なかった」

スポーツ報知
TKOの木本武宏

 総額7億円超の投資トラブルを抱えて23日付で松竹芸能を退社したTKOの木本武宏(51)が、8月に経緯を説明する記者会見を予定していることが24日、分かった。

 木本の新たな所属先となる個人事務所の担当者はこの日、スポーツ報知の取材に応じ、「木本は自分の口から事情を説明することを希望しています。現在、詳しい情報をまとめていますので、8月に入ってから記者会見を開かせていただければと思います」と話した。木本は23日、ツイッターで近日中に自ら経緯を説明するとしていた。ただ、事実関係の確認が必要な関係者が多方面に及ぶため、会見は8月に入ってからになるという。

 投資トラブルについては「木本はあくまで投資話を紹介していただけです」と説明。現在、音信不通となっている投資家の男性とこのまま連絡が取れず、返金もされない場合は「その男性に対して民事、刑事の両面で法的措置を取る予定です」とした。また木本が預かった出資金から手数料を取っていたことはないという。

 木本は今月上旬から松竹芸能に事情を聞かれていたが、その中で「自分は芸人仲間をだますつもりは一切なく、困っています」と説明したことも明らかになった。関係者によると、木本は相方の木下隆行(50)が松竹芸能を退社した2020年頃から仮想通貨やFX取引(外国為替証拠金取引)を始め、芸人仲間にも投資話を熱心に持ちかけていたという。

 投資家の男性とは数年前に知人を通じて知り合い、2年ほど前から投資案件を持ちかけられた。当初はトラブルもなく順調だったが、約1年前から連絡が取りづらくなったという。

 木本が投資を募っていたのは、松竹芸能や吉本興業などの芸人だけでなく、不動産、アパレル関係者やテレビ局の社員、会社経営者など幅広い。関係者は「大金を1人で入れたという芸人もいるが、それでも額の規模が大きい。7億円となれば、100人以上、多ければ数百人規模から集金していたのでは」と話した。

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