【石川】V候補の日本航空石川が準決勝敗退 プロ注目の右スラッガー、内藤鵬はプロ一本を表明

試合後、仲間と健闘をたたえ合った内藤主将
試合後、仲間と健闘をたたえ合った内藤主将

◆第104回全国高校野球選手権石川大会 ▽準決勝 小松大谷4-2日本航空石川(24日・石川県立)

 第1シードの日本航空石川が、2-4で小松大谷に敗れ、5年ぶりの決勝進出は果たせなかった。春の県大会、北信越大会を制し、優勝候補筆頭に挙がっていたが、この日は攻守で精彩を欠いた。プロ注目の右スラッガーで4番打者の内藤鵬三塁手(3年)もボール球に手を出し、3打数、無安打、2三振と不発に終わった。キャプテンとしての重責も背負ってきた内藤はベンチから出てくると、涙を流しながら仲間と健闘をたたえ合った。「負けたことは悔しいですが、やれることは全てやってきました。最後は自分のバットで何とかしようと思いましたが…。情けない結果になってしまった」と言葉を振り絞った。

 無念の敗戦となったが、試合後のインタビューでは、しっかりと前を見据えた。今大会中には多くのスカウトが訪れ、その長打力と柔らかいスイング、野球に対する真摯な態度が評価され、ドラフト上位候補にも挙がる。今後の進路を問われると、「プロ志望届は出そうと思っています。野球を始めた頃からプロを目指していた。家族も応援してくれています」と力強く言い切った。

 故郷の愛知を離れて、日本航空石川に進学。積み重ねてきたホームランは、通算53本に到達した。「65本の目標はあったが、勝つことを優先に考えてきた。注目されている中で打てず、今の実力ではまだまだです。木のバットで、明日から次のステージに向けて練習したい」と内藤。新たな大舞台を見据え、さらなる成長を目指す。(中田 康博)

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