TKO木本武宏「追加でカネを入れないと、無駄になる」早急に投資迫る

TKOの木本武宏
TKOの木本武宏

 松竹芸能は23日、巨額投資トラブルを抱えるTKOの木本武宏(51)との契約を終了したと発表した。本人から契約終了の申し出があったという。木本は自身のツイッターで近日中に経緯を説明する意向を示した。当初6億円程度とみられていた損害額は総額7億円以上に上ることが明らかになった。

 松竹芸能はこれまでの経緯について「7月初旬に個人的な投資活動に関しトラブルが発生しているのではないかという情報が弊社に届いた為、本人への事情聴取を重ねてまいりました。結果、一部の情報は得られたものの、全容の把握には至りませんでした」と説明。「弊社も独自で情報収集を行ってきましたが、どういったトラブルが起きているのか、本人がご迷惑をお掛けしている側なのか、被害を受けている側なのか等の全容の把握には至っておりません」と困惑した様子。

 木本はツイッターで騒動を謝罪し、退社を報告。「必ず近日中に事の経緯をきちんと説明させて頂く所存です」と自ら説明することを約束した。

 関係者によると、木本が後輩芸人らに本格的に投資の話を持ちかけるようになったのは、相方・木下隆行(50)が松竹を退社した2020年ごろという。数年前から仮想通貨やFX(外国為替証拠金取引)を始めた木本は、コロナ禍で仕事が激減した後輩芸人たちに投資の方法を指南。丁寧な指導で芸人からの信用もあり、1000万円を超える高額投資をした芸人もいる。

 関係者は「少額とはいえ利益を出した芸人も多かった。木本さんの投資利益を得た通帳の預金額を見て、信用した芸人もいたようです」と明かす。現時点で損害賠償などの訴えはないという。

 全容が把握できていない段階で契約終了したことについて、松竹芸能の内部事情に詳しい関係者は「実質、“解雇”に近い」と指摘。「吉本興業をはじめ、ほかの芸能事務所のタレントに迷惑をかけたことが大きい。木本個人の投資失敗について松竹芸能が管理責任を問われることを懸念し、表向きは本人が申し出た形にして早期に契約終了したのだろう」と解説した。

 ◆木本武宏ツイッター掲載コメント

 この度はお騒がせしてしまい申し訳ありません。本日をもって松竹芸能を退所することになりました。

必ず近日中に事の経緯をきちんと説明させて頂く所存です。

 ご迷惑をおかけした番組・スタッフ・スポンサー・友人の皆様、またこんな私の事を応援してくださったファンの皆様に心からお詫(わ)び申し上げます。

 木本武宏

 ◆早急に投資迫る 木本が数か月前に、出資者に「追加でカネを入れないと、これまで投資した分が無駄になる」などと早急に追加の投資をするよう迫っていたことが23日、分かった。暗号資産(仮想通貨)が暴落し、資金繰りに窮していたとみられる。

 木本が数人で投資を呼びかけていた疑いがあることも判明。関係者によると、勧誘役となったのは木本のほか、元プロ野球選手やアパレル経営者ら。人脈を期待され、集金役となり、主に20代男性が暗号資産などの取引を行っていた。暗号資産同士の取引や投資者の現金を暗号資産に変え、運用したケースもあった。

 金融商品取引法では、暗号資産などへの投資の勧誘や仲介などを行う場合、金融庁への登録が必要となる。無登録でこうした行為を行った場合、違法となる。

 暗号資産は、銀行などを介さずインターネット上でやりとりするため、金融機関の補償制度がないことや、ハッキング被害などの危うさもある。SNSなどで投資話を持ちかけられ、暗号資産をだまし取られる被害も国内外で相次いでいる。

 ◆騒動の経緯 木本は、大手経済誌でウェブ連載を持つなど財テク芸人としても活動。複数の関係者によると、数年前からビットコインなどの仮想通貨やFX(外国為替証拠金取引)の取引を始め、関係者を通じて男性投資家と共同で運用を行うようになり、知り合いの芸人仲間や知人の会社経営者らに投資話を持ちかけた。投資額は当初10~20万円だったが、高額になるケースも。最近になってこの知人男性と音信不通となり、支払いも滞るようになった。関係者によると「自転車操業状態だった」という。21日、松竹芸能がテレビ、ラジオ各局に木本の出演見合わせを申し入れていることが判明した。

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