世界最大のプロレス団体「WWE」のビンス・マクマホン前会長が22日、自身のツイッターを更新しプロレス界からの引退を表明した。
ビンス氏はツイッターで「AT77、time for me to retire」(77歳で引退する時が来た)と表明し「Thank you、WWE Universe.Then.Now.Forever.Together.」(ありがとうWWEユニバース。それから。今。永遠に。一緒に)とつづった。
ビンス氏は米経済紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」に弁護士秘書として雇用した元女性社員との不倫関係を解消するため、口止め料として300万ドル(約3億9000万円)を支払ったスキャンダルを6月から報じられ、CEO兼会長職を辞任していた。
ビンス氏は、父の故マクマホン・シニア氏が創設したWWFを82年に受け継ぐとテレビ戦略で全米を制圧。世界最大のプロレス団体に成長させた。