元大関・朝乃山、全勝で三段目優勝を決める…6場所出場停止処分明け

朝乃山(左)は大青山を寄り切りで下し三段目優勝を飾った(カメラ・小泉 洋樹)
朝乃山(左)は大青山を寄り切りで下し三段目優勝を飾った(カメラ・小泉 洋樹)
朝乃山
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◆大相撲 ▽名古屋場所13日目(22日・ドルフィンズアリーナ)

 日本相撲協会の新型コロナ感染対策ガイドライン違反による6場所出場停止処分明けで元大関の西三段目22枚目・朝乃山(高砂)は、同じく6戦全勝だった大青山(荒汐)を下し、三段目優勝を果たした。

 今場所2日目には2021年夏場所11日目以来418日ぶりに復帰した土俵で白星。以降も危なげない内容で順調に白星を積み重ねていた。

 原則的に外出禁止期間中だった昨年5月の夏場所前に接待を伴う飲食店通いが発覚。翌名古屋場所からの6場所出場停止となり、番付は降下した。幕下に陥落した今年春場所以降は、部屋では番付通りの生活。大関経験者ながら稽古場の土俵周りをほうきで掃き、食事の際には配膳も手伝った。

 これまでしこ名の下は、富山商時代の恩師・浦山英樹監督(故人)が由来の「英樹」を名乗っていたが、復帰の今場所からは、昨年8月に亡くなった父・石橋靖さんが名付けてくれた本名の「広暉」に改め、「朝乃山 広暉」として土俵に上がっていた。

 大関経験者が三段目以下に陥落して相撲を取るのは、昭和以降では照ノ富士(伊勢ケ浜)以来2人目となった。番付は他の力士の成績にも左右されるが、最短は今年九州場所で再十両、来年春場所で再入幕の見込み。再起に向け、まずは順調なスタートとなった。

朝乃山(左)は大青山を寄り切りで下し三段目優勝を飾った(カメラ・小泉 洋樹)
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