【クイーンS】ラヴユーライヴが古川奈穂騎手を背に単走追い「浮き沈みが激しいところはあるけど」

スポーツ報知
札幌競馬場で追い切られたラヴユーライヴ

◆第70回クイーンS・G3(7月31日、札幌・芝1800メートル)1週前追い切り=7月22日、札幌競馬場

 オープン入りしてから3戦目を迎えるラヴユーライヴ(牝5歳、栗東・矢作芳人厩舎、父ディープインパクト)に古川奈穂騎手(レースは菱田裕二騎手)が騎乗して、追い切られた。7時半ごろに馬場に入り、入念な角馬場での運動の後にダートコースにイン。リズム重視の単走で、馬なりのままフィニッシュしたが、軽快な脚取りを見せていた。

 20日に牧場から札幌競馬場に入厩。「そんなにタイム重視というよりも、ゆったり入って、3ハロンから徐々にという感じですね」と古川奈。予定通りに追い切りを行い、来週へ向けて状態はグンと上がっていきそうだ。

 昨年の11月に立雲峡S(3勝クラス)を阪神で勝ってオープン入り。ここ2走の重賞(愛知杯12着、マーメイドS13着)では2ケタ着順が続くが、「持っているものはあると思います。牝馬らしく、なかなか浮き沈みが激しいところはありますけど」と古川奈は馬の能力を評価する。全姉にオークス、クイーンエリザベス2世C、BCフィリーズ&メアズS、香港C(全てG1)を勝ったラヴズオンリーユー、ドバイ・ターフ・G1を勝ったリアルスティールがいる良血馬。北の大地でまずは重賞初制覇をつかむ。

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