羽生結弦からファンへ感謝の328文字「限界に挑み続けたい」 連盟に選手登録取り消し願

スポーツ報知
2019年12月の全日本選手権表彰式、代々木第一体育館を埋めた観客の声援に応える羽生結弦(カメラ・矢口 亨)

 プロ転向を表明したフィギュアスケート男子で2014年ソチ、18年平昌五輪連覇の羽生結弦(27)が21日、日本スケート連盟の22年度特別強化選手を外れた。所属先だったANAから連盟に、選手登録の取り消し願が提出された。羽生は同連盟の公式サイトでファンにメッセージを寄せた。

 午前11時。連盟のサイトの特別強化選手のページから、「羽生結弦」の名前が消えた。同時にアップされたのが「羽生結弦選手から応援してくださった皆さまへ」のメッセージだった。アクセスが殺到し、しばらく開けない時間が続いた。

 連盟は4月、当時は進退を明言していなかった羽生を21~22年シーズンの成績に基づいて特別強化選手に指定していた。強化選手にはランクに応じて強化費が支払われ、日本代表としてGPシリーズなどの国際大会に派遣される。この日、選手登録が取り消されたため、強化選手からも外れることになった。

 新たなスタートとして、一つ上のステージへ進む。紡いだ328文字には、感謝の思いが詰まっていた。

 「今まで競技生活を支えてくださった皆さまには、本当に、感謝してもしきれません。まだ終わりではないですが、まずは一区切りとして、これまでたくさんのご支援をいただき、ありがとうございました」

 競技会を離れ、今後はプロのアスリートとしてアイスショーに軸足を移す。日本オリンピック委員会(JOC)の公式ツイッターには動画で登場し「やっと本当に憧れていた世界に足を踏み入れられる」と語った。「これからも、さらに進化できるよう、成長できるよう、限界に挑み続けたいと思います」。今回の決断は、終わりではなく始まり。道を行く、スケーター羽生結弦の覚悟が見えた。(高木 恵)

 ◆羽生のメッセージ全文◆

 応援してくださった皆さまへ

 今まで大変お世話になりました。

 これまで、皆さまに大切にしていただいたおかげで、こうして競技生活をしっかりと送ることができました。僕は10歳から海外の競技会に出場してまいりましたが、様々なところに行けたおかげで、人生が豊かになりましたし、競技活動をとおして色々と勉強してこられたと思っております。

 今まで競技生活を支えてくださった皆さまには、本当に、感謝してもしきれません。まだ終わりではないですが、まずは一区切りとして、これまでたくさんのご支援をいただき、ありがとうございました。

 これからも、さらに進化できるよう、成長できるよう、限界に挑み続けたいと思います。

 ありがとうございました。

 そしてこれからもよろしくお願いいたします。

 羽生結弦

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