【巨人】ヤクルト戦後に陽性者38人 2日で57人 今日チーム編成可能か確認

スポーツ報知
試合前、ベンチ前で円陣を組む巨人ナイン(カメラ・竜田 卓)

◆JERAセ・リーグ ヤクルト8―2巨人(20日・神宮)

 巨人は20日のヤクルト戦(神宮)終了後、岡本和真内野手(26)、菅野智之投手(32)、中田翔内野手(33)ら1軍選手を含む38人が、新型コロナウイルスの陽性判定を受けたと発表した。19日には2軍で17人の感染が明らかになり、その接触疑いで登録抹消となった大勢(翁田大勢)投手(23)、菊地大稀投手(23)も20日午前に感染が判明。チームは、2日間で57人が陽性となる非常事態に見舞われた。試合は2―8で敗れた。

 巨人に、激震が走った。20日のヤクルト戦終了後の午後10時27分、球団は同日に行った新型コロナウイルスPCR検査の結果を発表した。その試合にスタメン出場していた岡本和、中田、丸、北村、大城ら1軍選手、1軍コーチ6人を含む38人が陽性判定を受けたことが明らかになった。プロ野球最大規模のコロナ禍に見舞われた形となった。

 巨人では19日に2軍選手、コーチ、スタッフら17人が新型コロナ陽性判定を受け、ファームの選手が多いジャイアンツ寮内で生活する大勢と菊地も接触の疑いが払拭(ふっしょく)しきれないため「特例2022」で19日に登録抹消となっていたが、20日午前に陽性判定が確定したことが発表されていた。球団によると、感染が拡大していることを受け、スクリーニング目的でこの日、1、2、3軍の選手、監督、スタッフ計202人を対象にPCR検査を実施。1軍ではヤクルト戦の行われた神宮球場で午後に検体を摂取し試合終了後に全員の検査結果が判明したという。2日間で選手、コーチ、スタッフを合わせ57人が陽性となる非常事態に見舞われた。

 今後、チームとしてはこの日までに陽性と判定されなかった1、2、3軍の監督、選手ら164人を対象に連日、PCR検査を実施して、チーム内からの陽性者の早期除外を急ぐ、とした。22日からの中日3連戦(バンテリンD)の開催についても、試合のない21日の検査結果が大きく左右することになるが、球団としてはまずは連日の検査で陰性が確認された者でチームが編成できるかを確認し、可能な限りを尽くす方針という。チームは本来、21日に名古屋入りする予定だったが、いったんスケジュールは白紙に戻し、選手の検査結果を考慮して、22日の試合当日入りに切り替えることも含めて慎重に検討していく見込みだ。

 一方で、21日以降の検査で、さらなる陽性者が増えた場合などは、今月8日から感染者が大量に出たヤクルトの例のように、日本野球機構(NPB)と12球団による臨時実行委員会で開催の可否を検討していく流れとなる。

 球界だけではなく、スポーツ界にも波及。開催中の世界陸上では20日現在で選手、コーチら15人が陽性。大相撲ではこの日、2部屋の関係者に陽性者が出るなど、計125力士が休場となっている。今後、さらに波紋は大きくなりそうだ。

 ◇NPB新型コロナウイルス感染予防ガイドラン(22年3月22日現在)

 ▽陽性の場合の制限解除基準(保健所の指示に従う)

 ▽有症状(人工呼吸器による治療を行わなかった場合)

・発症日から10日間経過し、かつ、症状軽快後72時間経過した場合

・発症日から10日間経過以前に症状軽快した場合に、軽快後24時間経過した後に検査を行い、陰性が確認され、その検査の検体を採取した24時間以後に再度検体採取を行い陰性が確認された場合

 ▽無症状

・検体採取日から7日間を経過した場合は8日目に療養解除を可能とする。また10日間経過するまでは健康状態の確認やリスクの高い場所を避けること。

巨人

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