羽生結弦 報道陣が見えなくなるまで笑顔で両手を振り続けた…決意表明会見から一夜明け、スケート連盟へあいさつ

スポーツ報知
日本スケート連盟へのあいさつを終え、車の中から手を振る羽生結弦(カメラ・二川 雅年)

 フィギュアスケート男子で2014年ソチ、18年平昌五輪を連覇した羽生結弦(27)がプロ転向の決意表明会見から一夜明けた20日、都内にある日本スケート連盟と日本オリンピック委員会(JOC)の本部ビルを訪問。今後についての報告とこれまでの感謝を伝えた。

 スーツ姿でジャパン・スポーツ・オリンピック・スクエア(JSOS)に現れた羽生は、待ち受けた報道陣に向かって、「昨日はありがとうございました」と満面の笑みを向けた。全身から、すがすがしさがあふれていた。

 前日19日は、濃厚な一日だった。午後5時に始まった会見で約1時間をかけ、自らの言葉で思いをしっかりと伝えた。「プロのアスリートとしてスケートを続けることを決意いたします」。その後は夜遅くまでテレビ各局の番組に生出演。睡眠不足であることは明らかな様子であったが、表情は元気そのものだった。

 両団体への報告は、いずれも非公開だった。日本スケート連盟によると、職員やリモートで理事会に出席した元五輪女王の荒川静香副会長らに「小さい頃から国際大会、競技会への出場ができたのは、スケート連盟皆さまのサポートのお陰です。これからもよろしくお願いします」と感謝を述べたという。大きな拍手に包まれ、花束が手渡された。

 JOCは14年ソチ、18年平昌、今年の北京と、五輪3大会の名場面を、5分を超えるスライドショーにまとめて出迎えた。羽生は「懐かしい写真ですねえ」と喜んでいた。JSOSには約1時間滞在。後部座席から体を窓に寄せ、報道陣が見えなくなるまで笑顔で両手を振り続けた。

 競技会からは退き、今後はアイスショーの舞台で羽生結弦のフィギュアスケートを極めていくことになる。「全力でやっているからこその緊張感みたいなものを、また味わってもらえるようなスケートを常にしたい」。新たなスタートとして、一つ上のステージへ進む。(高木 恵)

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