白毛のアイドルホース、ソダシ(牝4歳、栗東・須貝尚介厩舎、父クロフネ)が復帰戦となる札幌記念・G2(8月21日、札幌競馬場・芝2000メートル)へ向けて、7月21日に放牧先の北海道・ノーザンファーム空港牧場から函館競馬場へ入る。その後は現地で調整を続け、連覇を狙う北の大地での大一番へ、徐々に態勢を整えていく。
須貝調教師は放牧先での様子について、「すごくいいよ。あとは競馬場の雰囲気でどうかだが、去年と同じようなローテだしね」と説明。先週の函館記念を勝ったハヤヤッコ(牡6歳、美浦・国枝栄厩舎、父キングカメハメハ)も札幌記念に参戦の方向で、1984年のグレード制導入後、重賞では初めてとなる白毛対決が実現することになる。須貝調教師は「面白いね。これで競馬が、北海道が盛り上がってくれれば」と笑顔で口にした。