フィギュアスケート男子で五輪連覇の羽生結弦(ANA)がプロスケーター転向を表明した19日、決意表明会見後にTBSの「NEWS23」に生出演。午後の決意表明会見を終え「ちょっと、一仕事終えたかな、っていう、緊張感からちょっと解き放たれた感じがあります」と、穏やかな表情を浮かべた。
全世界から注目された会見。第一線から退くことを表明した羽生だが、その反響について問われると「まだちゃんと見てないんですけど、皆多分、『頑張ったね』って言ってくれると思います」と語った。プロ転向により、ファンとのより近い交流も期待される。「自分のスケートを見て頂く機会を頑張って作っていきたい」と、意欲的に語った。
プロ転向は現役“引退”ではなく、階段を一つ上がるということ。いちフィギュアスケーターとして、より高みを目指していく。「スポーツとしてフィギュアスケートというものがあるので、やっぱり自分の肉体の限界にも挑戦しながら、これから進んでいきたい」と羽生。現在、ダンスの習得にも意欲を示しつつ「自分がダンス教室に通ったりするとさすがに迷惑がかかるので…(笑い)。YOUTBEとかで、独学でやっていこうかなと」。止めどない成長の志を、お茶の間のファンに届けた。