デビュー2連勝で函館2歳Sを制し、世代最初の重賞覇者となったブトンドール(牝2歳、栗東・池添学厩舎、父ビッグアーサー)は、次走の結果次第で、その後の路線を決めることになりそうだ。
池添学調教師は19日、栗東トレセンで「1回使って体も締まっていましたし、まだまだ成長しますよ。あの競馬ができればマイルまで試したいですね。ピッチ走法でダート向きの可能性もあるので、まずは秋に芝の重賞を使ってみて」と指摘し、厩舎初のJRA2歳重賞制覇を喜んだ。函館2歳Sが稍重の洋芝という特殊な馬場だっただけに、中央場所の良馬場で真価が問われる。