7月24日の福島11R・ジュライS(ダート1700メートル)に出走するケンシンコウ(牡5歳、美浦・小西一男厩舎、父パイロ)が連覇へ向けて順調に調整されている。この中間は新たにパートナーを組む田辺裕信騎手が3週連続で調教に騎乗。13日の1週前追い切りでは、水分を含んで重くなった美浦・坂路を52秒5ー13秒1で力強く駆け上がった。
小西調教師は「しっかりと乗り込んできました。最近もっさりとしていてゲートの出が悪いので練習をしっかりとやりました。58キロはやってみないと分からないけど体もあるから大丈夫だろうし、力は上だろうから」と自信を見せる。
昨年は中団からレースを展開し、今年の帝王賞を勝ったメイショウハリオを5馬身差で完封する強い内容でV。今年は斤量1キロ増となるが、実力通りであれば上位争いは必至だろう。