中森明菜、長期活動休止前の情念漂うライブが大反響「歌姫」「カリスマ性が凄い」「また声が聴きたい」

椅子に腰をかけながら歌う中森明菜(C)NHK
椅子に腰をかけながら歌う中森明菜(C)NHK

 歌手の中森明菜(57)が2009年8月に行ったコンサート「AKINA NAKAMORI Special Live 2009“Empress at Yokohama”」の模様が、15日に、NHK・BSプレミアムで「中森明菜スペシャルライブ~2009・横浜」として放送された。現在、事実上の芸能活動休止状態となっている明菜の歌唱する姿が、大きな反響を呼んでいる。

 コンサートは、明菜のライフワークでもあるカバー曲で構成された「歌姫LIVE」の一環で、「ベルベット・イースター」(松任谷由実)や「悪女」(中島みゆき)「心もよう」(井上陽水)など、フォークからニューミュージック系アーティストの大ヒット曲のカバーで構成された唯一無二のステージだった。

 ミラーボールが天井高くつるされたが、丸テーブルに小さな椅子、譜面台が置かれたシンプルな舞台セット。1曲目はりりィの大ヒットナンバー「私は泣いています」。2曲目を終えると「普段のコンサートでは見られない、聴けない曲を、という(コンセプトの)ステージ。昨年暮れと今年に入って(2枚の)フォークのカバーアルバムをリリースさせていただいたので、皆さんにどっぷりとフォークを味わっていただこうかなと思ったのでフォークでステージを用意させていただきました」とあいさつした。

 翌10年10月、体調不良により無期限の芸能活動休止を発表した明菜。このコンサートでは終始、椅子に腰をかけたまま歌唱。時折、足を組み替えたり、椅子の向きを変えていた。濃い青や紫の照明の中で、声を振り絞る姿は情念さえ感じさせた。終盤では尾崎豊さんの名曲「I LOVE YOU」をしっとりと歌い上げ、ラストは自身が作詞した「I hope so」で締めた。立ち上がると腰を折り、観客に深々と頭を下げて舞台から去った。

 貴重な歌唱映像は、ネット上でも大きな話題となった。「私の中では『歌姫』は中森明菜 録画した2009名曲ライブを見ながら泣いてます、またいつか貴方の声が聴きたい」「まさに憑依型歌姫!椅子に座ったままでも身体の傾き、足の組み方、左手の置き方等々、全身で歌世界を表現。圧巻!」「美しさといい歌唱力といいミステリアスな感じとか何かもう全部ひっくるめてカリスマ性が凄いな」「陳腐な言葉でしか言い表せないけど本当に旨い。ご自身の人生を削って削って歌で表現している」「情念が凄い」「全盛期もフォークは好きじゃなかったがカバーに聴き入った」などといった声が寄せられている。

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