【福島１０Ｒ・信夫山特別】ブラックブロッサムが逃げ切って３勝目　秋の大目標は菊花賞

　７月１７日の福島１０Ｒ・信夫山特別（３歳上２勝クラス、芝２６００メートル＝８頭立て）は単勝１・３倍の断然人気に支持されたブラックブロッサム（牡３歳、栗東・斉藤崇史厩舎、父キタサンブラック）が逃げ切って４戦３勝とした。勝ち時計は２分４４秒２（良）。

　じんわりとハナに立つとスローペースの逃げに持ち込んだ。余力十分で迎えた直線は上がり最速タイの末脚で後続の追い上げを許さず２馬身半差で快勝。田辺裕信騎手は「まだ体も緩いし能力だけで走っていますね。右回りに少し戸惑っていたし、徐々に経験を積んでいけば」と成長に期待した。

　シルクレーシングの米本昌史代表は「（１８キロ増は）成長分ですね。秋の目標は菊花賞（１０月２３日、阪神）です」と説明。詳細なローテーションは未定だが、今後は長距離Ｇ１を視野に調整される。