7月17日の小倉5R・2歳新馬(芝2000メートル、10頭立て)は、3番人気のエレガントルビー(牝、栗東・森田直行厩舎、父ドゥラメンテ)が直線で抜け出して快勝した。勝ちタイムは2分1秒4(良)。
楽な手応えで3番手の外をキープ。向こう正面で外からかぶされる格好となったが、動じることなくペースアップに対応した。先頭に並びかけて直線を向くと、残り1ハロンで抜け出し、2馬身半差をつけた。
幸英明騎手は「調教に一度乗って、すごく素直で乗りやすい馬と感じてました。まだ体は緩いですが、伸びしろはだいぶありそう。これからが楽しみです」と期待通りの走りに笑み。
4歳上の半兄は2020年の日経新春杯を勝ったモズベッロ(父ディープブリランテ)。兄も管理する森田調教師は「ジョッキーが気を抜かせないように走らせてくれましたね。気性が激しいお兄さんと違い、性格がよくてイレ込む心配がない。後肢がパンとすれば、もっと走れるようになる。無理をさせないようにやっていきたい」と今後を見据えた。