【明日の金ロー】”本場”中国のスケールの大きさが画面から伝わって来る「キングダム」

スポーツ報知
中国の巨大ロケセットでの撮影が行われた「キングダム」(C)原泰久/集英社(C)2019 映画「キングダム」製作委員会

 15日の金曜ロードショー(後9時)は、きょう劇場公開された「キングダム2 遥かなる大地へ」に至るまでを描く「キングダム」(2019年)を、枠を45分拡大し本編ノーカットで放送。山崎賢人主演のスペクタクル作品は興行収入57・3億円と、同年の実写邦画ナンバーワンヒットを記録した。

 舞台は中国の春秋戦国時代。奴隷である信(山崎)は、いつか天下の大将軍になることを夢見て、同じく奴隷の漂(吉沢亮)と剣の腕を磨いていた。そんなある日、漂は王宮に仕官する機会を得るが、命を落としてしまう。漂から託された地図を手に、信は指示された場所に向かった。

 そこにいたのは、漂とうり二つの若き王・エイ政(吉沢=二役)。漂は、弟に玉座を奪われたエイ政の身代わりとなって死んだのだった。詰め寄る信だったが、エイ政に諭されると王宮奪還を目指して力を合わせることを決めた…。

 信のセリフに若干、説明っぽいところがある点は気になるが、日本映画「らしからぬ」スケールの映像は見もの。それを実現させたのが、海外での撮影だ。以前、このコラムでも書いたように、信が奴隷時代に漂と暮らした家は、静岡県裾野市内に建てられたロケセットで撮影されたものだが、王宮のシーンなどは中国・浙江省にある「象山影視城」と呼ばれる場所で撮影が行われた。

 常設されている屋外のロケセットといえば、国内では茨城県のワープステーション江戸などが知られる。京都の東映太秦映画村もおなじみだが、さすがは中国、規模が違う。「象山―」の面積は、東京ドーム17個分弱にあたる78万4000平方メートル。その中を時代ごとのエリアに分け、当時の街並みや王宮などの建築物が建てられている。

 そのセットにスタッフだけで約700人、兵士約のエキストラは延べ1万人が参加。クライマックスの王宮での戦闘シーンなどが撮影された。もちろん、特殊効果などは使われているが、やはりアクションの醍醐(だいご)味は”生身”のぶつかり合い。その迫力を存分に楽しむことができるだろう。(高柳 哲人)

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