【巨人】高橋尚成氏は「チームが苦しい時こそ投手が投げ勝つ試合を」

スポーツ報知
2回、途中交代となる一塁手の中田(右)(カメラ・相川 和寛)

◆JERAセ・リーグ 阪神13―0巨人(13日・甲子園)

 この試合に限れば、先発投手の差が勝敗に直結した。阪神の西勇は持ち前の制球力を発揮して勝ち試合につなげた。一方のメルセデスは初回から阪神の中野、島田、近本にフルスイングを許した。左対左の場合は投手が有利ともされるが、内角の厳しいコースや高めなど嫌なボールがなく見やすかったため、同じような小兵タイプの左打者に思い切り踏み込んで打たれた。

 2回途中で降板するまで、不運な当たりもあったが投球に工夫が見られなかった。先発ローテーションの一角を任されている以上、調子の波をできるだけ小さくする必要があると肝に銘じないといけない。次回登板を含めて、もっと高めや内角の球を効果的に使い、打者に怖さを感じさせながら攻めてほしい。

 なかなか波に乗れないが、僕は投手出身だけにチームが苦しい時こそ、前日12日のカード初戦で完封勝利した戸郷のように、投手が投げ勝つ試合を一つでも増やしてもらいたい。

 打者では中田が気になった。12日に本塁打を打っているので、より気持ちよくプレーできたはずだが2回に適時失策を犯すなど、そのようには見えなかった。勇人がいない状況で、頼りにされているだろう。連戦が続くなどチームの事情があるにせよ、あれだけの実績のある選手だからこそ、2回途中での交代は恥ずかしいと思わないといけない。(野球評論家・高橋尚成)

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