【東東京】東大合格者数全国公立校No.1の日比谷 東大文1志望の矢田貝源がサヨナラ打

スポーツ報知
先発した日比谷の昼馬康太郎投手は緩急を使った丁寧な投球を披露(カメラ・戸田 幸治)

◆第104回全国高校野球選手権西東京大会 ▽2回戦 大崎4―5x日比谷(12日・大田スタジアム)

 日比谷が劇的なサヨナラ勝ちで3回戦に進んだ。3点を追う8回に相手失策と恩田秀迪三塁手(3年)の適時打で同点。9回は2死二塁から2番の矢田貝源捕手(3年)が中越え二塁打し、熱戦に終止符を打った。ヒーローは「まっすぐを狙っていました。手応えがありました」と試合後は満面の笑みを見せた。

 今年の東大合格者数65人は8位、公立校では全国トップだ。矢田貝も「将来は官僚や政治家、国を動かす人間になりたい」と東大文科1類を志望している。練習は平日4日で2時間弱、土日はどちらかがオフ、グラウンドも他部と共用。決して恵まれた環境ではないが、「1日の文武両道がモットー。たとえ素振り10回でも必ずどちら(勉強と練習)もします」と話す。

 最後の場面も前の打席で突っ込み気味にスイングすると直球にタイミングが合っていたため、理論上はマイナスとされるが、「あえて迎えにいく感じで振りました。100%合うと思っていました」。普段から培った集中力と、自ら考えて実践する“考動力”でサヨナラ勝ちを呼び込んだ。

 昼馬康太郎主将(3年)も「(石渕貴士)監督から、お前たちは落ち着いて最後まで集中力があるのが武器だと言われている」と逆転勝利に試合後は笑顔。6回3失点と粘りの投球を見せたエースも志望校は東大で理科1類を目指す。「東大で野球をやるのが夢です」と目を輝かせる。

 文武両道を実践する日比谷。矢田貝は「次も毎打席長打を狙います」。昼馬は「チームで勝ちにいきます」全てに手を抜かず白球を追うことを誓った。

(雑誌『報知高校野球』取材班)

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